ICOとは
~仮想通貨(暗号資産)・ブロックチェーン用語集・意味~
ICOとは、Initial Coin Offering の略で、暗号資産の新規発行時の資金調達方法の1つになります。
通常株式では、新規株式公開(IPO)と言いますがその仮想通貨版がICOになります。
手順としては、プロジェクト元が仮想通貨(暗号資産)の開発方針やホワイトペーパー、ロードマップ等をHP上で開示し、それに賛同する投資家が投資を行い、その金額に相当するコインをプロジェクト側が付与します。
そしてプロジェクト元はその資金を使って開発やプロモーション費として使用することが一般的です。
今までICOは人気を博し、特に2017年の仮想通貨バブルと言われた時期は特に盛り上がっていました。
しかし、ICOの多くは詐欺的なものに使われ、ICOで投資をしたとしてもプロジェクトの開発に使われなかったり、またそもそもプロジェクトの計画が無かったりで初心者としてはリスクのある投資と言えるでしょう。
なお、イーサリアムについても2014年にICOが行われ、約1,800万ドルの資金調達に成功し、当時話題となりました。
それから仮想通貨バブルにかけてICOはとても盛り上がりますが、2022年現在はリスクのある投資ということが認知され下火になっていると言えます。
ちなみに、2017年当時は私もICOに積極的に参加していましたが、そのほとんどが詐欺で、そこそこの被害を被りました。
特に日本人はカモとして扱われており、今現在でも日本人向けの詐欺的ICOは数多く存在するため注意が必要です。
少なくても、ホワイトペーパーやAMAに参加し、胴元の確認やプロジェクトの信頼度など判断し投資を行うべきだと言えます。
なお、信頼できるプロジェクトであれば、ICOで安価で購入できる可能性が高いため利益が見込める可能性が高いです。
ただ、ご自身の判断でどうぞ・・