Dump(ダンプ)とは
Dump(ダンプ)は、クジラによって、かなりの量の暗号通貨がすばやく連続して売却される場所です。場合によっては、これらの売却により資産の価格が下落することがあります。
この用語は、不正行為や暗号通貨の価格を人為的に操作する試みに関連するポンプおよびダンプスキームと密接に関連しています。
ダンプのよく知られた例とその影響は、2017年12月にライトコインの創設者であるチャーリーリーが利益相反につながるとの懸念の中でLTCのかなりの持ち株を売却したときにもたらされた可能性があります。
当初、市場はこのイベントによってプラスにならなかったように見えました。しかし、数日のうちに、LTCは赤い線を急降下し、その価値のほぼ半分を失いました。失われた価値を取り戻すのに数週間かかりました。
また、最近ではツイッターやテレグラムを使ったグループでDumpやPumpを行うグループが多数あります。
このグループでは、仮想通貨銘柄(時価総額が低いものが多い)と時刻を決め、グループの人々が一斉に買いや売りを仕掛けることによって大きく相場を動かす意図があります。
しかし、グループの管理者が事前にロングやショートを行っており、参加者がカモにされるケースが大半ですので注意が必要です。
なお、Dumpの逆の言葉としてPumpがあります。
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