スケーラビリティとは
スケーラビリティ(scalability)とは、ブロックチェーンを利用する際に利用者が不自由の無いよう仕事(のキャパシティ)の増大に適応できる能力のことです。
ビットコインにおいては、スケーラビリティが問題となっており、1つのブロック内に書き込めるトランザクション数が限定されている影響で、処理速度が低下し、送金する際に遅延を引き起こします。
なお、ビットコインに関して言うとブロックサイズが1MBとなっていますが、スケーラビリティとしては不十分であり何度かアップデートが行われています。(オープンソースのため、特定の開発者はいない)
なお、現状(2022年3月)のイーサリアムに関してもスケーラビリティとしては課題が残っており、Polygonなどを経由することで処理速度の向上を図ったり、レイヤー2ソリュージョンの開発が活発になっています。
イーサリアム自体のアップデートも控えています(PoW→PoSへの変更)ので、スケーラビリティに関しては改善されるとのことですが、現状優秀であるプロジェクトとしては上位通貨であるとSOLANAやAVAXだと言えます。
今後も優秀な通貨が増えてくることは必至ですが、現状スケーラビリティに問題のある通貨であると、フォークの可能性などもあるため、不安要素ではあります。
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