この記事はこんな人におススメ
・Monero(XMR)がどのような背景で出来たコインか知りたい人
・Monero(XMR)が将来有望かどうか判断に迷っている人
・Monero(XMR)を現在購入したいと思っている人
※この記事は3分で読むことができます。
ココだけ押さえとけ!!
- 送金・支払い等に使用されるコイン
- 匿名性が高く、どのアドレスからどのアドレスに送付したか追跡できない技術を用いている
- 匿名性が高いため、犯罪に使われることもある
- 今後、規制の対象になる可能性も
①XMRの基本情報、発行枚数、XMRについて
XMRの基本情報
通貨名/ティッカーシンボル | Monero(モネロ)/XMR |
総発行枚数 | 1,8400,000 XMR |
リリース時期 | 2014年4月 |
開発者 | 初期開発者はthankful_for_todayというネームの人物(匿名)
現在の総責任者はRiccardo Spagni氏 |
発祥国 | 不明 |
コンセンサスアルゴリズム | PoW |
公式サイト | https://getmonero.org |
ツイッター | https://twitter.com/monero |
インフルエンサー | Riccardo Spagni氏 |
ホワイトペーパー~仮想通貨(暗号資産)・ブロックチェーン... | ホワイトペーパー |
Youtube | - |
XMRについて
モネロ(XMR)は、CryptoNoteプロトコルに基づくオープンソースのPoW(Proof of Work)を使用しています。
用途としては、主に送金や決済に使用される通貨となっています。
プライバシーを重視したいと考えるユーザーに支持されていますが、
匿名性が高すぎるあまりに、マネーロンダリングや、犯罪に使用されることが危惧されている通貨です。
なお、初期開発者も匿名で、ハンドルネームにて書かれているため、ビットコインを生んだサトシ・ナカモトであるとの噂もあるほどです。
下記特徴になります。
匿名性が高い
ビットコイン等は、どのアドレスからどのアドレスにいくら送付したかの情報を第三者が確認することが可能ですが、モネロでは、リング署名とステルスアドレス、さらにリングCTという技術を使って、取引履歴を追跡できないこと、第三者から閲覧できないこと、更には決済金額を隠すことが可能になっていて、匿名性がとても高いと言えます。
通常、仮想通貨を送付する際は送金主が秘密鍵で取引情報に署名を行うため、どのアドレスから送金を行ったのか特定されてしまいますが、
モネロの導入しているリング署名とは、複数の取引をまとめて秘密鍵で署名を行うため(複数人の送金主がいる場合、複数人の秘密鍵でまとめて署名する)、各送金主の取引情報を追跡することはできません。要は、送金者の情報を他の取引の中に紛れさせて分からなくする方法を取っています。
また、モネロで送金を行う場合は受信者はワンタイムアドレスと呼ばれるその送金専用アドレスと専用の鍵(送金者との共有鍵)を生成します。
このような「一回限りのアドレス」の事をステルスアドレスと言い、共有鍵以外とは何にもリンクをしていないため、第三者からの閲覧は不可になり、匿名性が保たれています。
リングCTとは、決済金額を秘匿にする技術です。これらの3つの技術を駆使して、誰からも追跡されないような通貨となっています。
匿名性が高いあまり、犯罪に使われたことがある
モネロは、その匿名性の高さから、ダークウェブサイトでの売買や、身代金の支払いをモネロで請求され、話題になりました。
また、日本の仮想通貨取引所であるコインチェックについても、その技術は評価して一時上場していましたが、その後匿名性の高い通貨は扱わないとの方針から、
取り扱いを廃止しています。
また、あるハッカーはこのようなメッセージを発信したそうです。
Twitter不正投稿の首謀者、ビットコインブロックチェーンで「メッセージ」を発信
「ビットコインを使えば追跡可能だからリスクが伴う。そんな時はモネロを使えば?」と。
ハッカーすら絶賛するほどの匿名性ってことですね。
世界の流れからすると、規制の流れとなる可能性が高いと思われます。
(しかし、価格は騰がる可能性を秘めています。下記将来性を参照)
開発チーム(コミュニティ)が強い
モネロの開発チームはとても強いと言われています。
なお、総責任者のRiccardo Spagni氏とFrancisco Cabañas氏以外は匿名でかつ顔も公表していない、モネロらしい特徴があります。
開発チームとしては、コアチーム8人と200人を超える開発者によって行われ、定期的に成果を発表してきました。
プロフェッショナルが揃っていると言われているモネロの開発チームには今後も期待ですね。
XMRの将来性は?
XMRの2019年から2021年にかけてのチャートはこの通りです。
ほぼほぼ右肩上がりで、10倍程度の値上がりを記録しています。
今後のXMRの流れとしては、その匿名性の高さから、犯罪への使用とマネーロンダリングの助長の可能性を鑑みて
政府による規制がかかることは安易に想像がつき、各取引所は取り扱いを中止する流れになるでしょう。
しかし、そもそもブロックチェーンの根本的な考え方として「分散型」という特徴が挙げられます。
分散型のサービスとは、特定の管理者のいないサービスの事で、今後Defiと呼ばれる分散型金融が増えていくと言われている通り、
決まった取引所自体が無くなる可能性がありますので、価値が下がるかと言ったらそうでもないようです。
また仮想通貨保有者をターゲットとしたハッキングや、流出などがあとを絶ちません。
そんなときに、「自分の資産は自分で守り安全に運用する」という意味では、モネロの匿名性は評価されるかもしれません。
また、このようなニュースがありました。
記事内を見ると、万が一の身代金のためにモネロを準備しておく企業が増えていると・・・
この考え方は面白いですね。
上限数量は決まっていますから、身代金が発生したときはモネロを購入するしかない→価格が高騰
なんかすごい世界です。
匿名性から北朝鮮の資金源の可能性があるとの噂も。。
ただ、私としては各国の流れに逆らうようなリスクは取りたくないため、この通貨は避けていますが、果たして・・
今後のモネロに注目しましょう。
②XMRの口コミ
モネロ(XMR)は、コア技術は凄いし、絶対に需要のある匿名仮想通貨なのだけど、ワレットがバグだらけででいい思い出が一つもない。その高い匿名性のために、無くなったモネロを探すのがとても大変だった。
— Peppermint🇺🇸 (@Peppermint_2525) July 18, 2019
1.25億ユーザーは凄いと思います。。
匿名系っていうのは確かに魅力。#モネロ
1.25億ユーザーを抱える人気ゲーム「Fortnite」で匿名通貨モネロ採用|ビットコインでない理由 https://t.co/yileutG5Uh @coin_postより
— マヨネーズ先生@現在ハイ (@coinpayclub) January 3, 2019
③XMRが購入できる取引所
①バイナンス
------日本円でXMRを買うには、下記流れが必要です。---------
step
1コインチェックにてアカウント作成
step
2コインチェックにて入金、仮想通貨購入
step
3バイナンスに仮想通貨を送金
step
4仮想通貨を使ってXMRを購入
■コインチェック
※その他おススメ
■BYBIT