注目
この記事はこんな人におすすめ
・Synthetix(SNX)シンセティックスがどのような背景で出来たコインか知りたい人
・Synthetix(SNX)シンセティックスが将来有望かどうか判断に迷っている人
・Synthetix(SNX)シンセティックスを現在購入したいと思っている人
※この記事は5分で読むことができます。
ココだけ押さえとけ!!
- 合成資産が発行できるプラットフォーム
- 独自のDEXは超高性能で、流動性抜群、高速トランザクション&低手数料を実現
- 話題のOptimism採用で、先端技術を扱っている
- 合成資産の発行に対する担保金額が高すぎるため、需要があるかは現在不明瞭
①Synthetix(SNX)シンセティックスの基本情報、発行枚数、Synthetix(SNX)シンセティックスについて
Synthetix(SNX)シンセティックスの基本情報
通貨名/ティッカーシンボル | Synthetix(シンセティックス)/SNX |
総発行枚数 | 212,424,133 SNX(約2.1億枚) |
リリース時期 | 2017年9月 |
開発者 | Kain Warwick氏(設立者)、
Peter McKean氏(元ICL(今の富士通)プログラマー) |
コンセンサスアルゴリズム | PoS |
処理能力(TPS) | - |
公式サイト | https://www.synthetix.io/ |
ツイッター | https://twitter.com/synthetix_io |
インフルエンサー | - |
ホワイトペーパー~仮想通貨(暗号資産)・ブロックチェーン... | https://docs.synthetix.io/ |
Youtube | - |
類似通貨 | MAKER DAO |
Synthetix(SNX)シンセティックスについて
シンセティックス は、イーサリアム上に構築された、合成資産を発行・取引をするための分散型のプラットフォームのプロジェクトです。
元々Havven(HAV)という名前で立ち上げられました。
特徴を見てみましょう。
合成資産を発行することのできるプロトコル
引用:kwenta公式HP
ここで言う合成資産とは、法定通貨など(USD等)と同等の価値のあるトークンの事で、これらを作成・取引することができます。
名前は「synthesize(シンセサイズ)」=合成する、から来ており、合成資産をメインとするプロジェクトとなります。
他にも、仮想通貨やINDEXの合成資産も作成・取引することが可能です。
なお、取引については、独自のDEXであるKwentaにて行うことが可能です。
高い流動性の確保と、ステーキング報酬
シンセティックス内で使われる仮想通貨Synthetix Network Token(SNX)を担保として、合成資産を発行することができます。
このプールされたSNXにより、ユーザーはスマートコントラクトを使用して変換を直接実行できます。
このメカニズムにより、DEXで問題視される流動性とスリッページの問題が解決されることとなり、SNX保有者(ステーキングしている人)は
それの対価として、独自のDEXであるSynthetix Exchange(Kwenta)からネットワーク貢献度に基づきステーキング報酬を得ることができます。
また、自分が発行(ミント)した合成資産を他者が取引する場合、仮想通貨SNXが必要となり、そこで支払われたSNXが合成資産の発行者に報酬として付与されます。
今まではイーサリアム上では通貨としての機能はあまりありませんでしたが、合成資産を発行できることで、イーサリアム上の(ほぼ)純資産となるわけです。
Optimism採用で、高速トランザクションと低手数料を実現
引用:optimism公式HP
シンセティックスの独自DEXであるKwentaでは、話題のOptimism が開発する「Optimistic Ethereum」を採用しており、注目度・技術力が優れているものになります。
「Optimistic Ethereum」とは2021年10月にローンチしたイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューションの1つで、その中でも現在最も期待されていると言っても過言ではないと思います。
イーサリアムは、ガス代の高騰とスケーラビリティ問題に直面しており、とても便利だが使用するときのデメリットがありました。
そこでレイヤー2と呼ばれる、イーサリアム(レイヤー1)と異なる場所に一旦移してトランザクションの処理を行うことで問題解決を行う手法になります。
その技術力たるや凄いもので、瞬時のファイナリティと高速トランザクション、低ガス料金(低手数料)を実現しています。
かなり注目度の高いプロジェクトとなっています。
Optimism自体が発行する通貨はありませんが、仮想通貨MATICと類似のプロジェクトになります。
担保する金額が高い
上述しておりますが、シンセティックス内で通貨を発行する際にSNXをあらかじめ担保として預け入れておく(ステーキングする)必要があります。
テザー問題でも話題となりましたが、基本的にはステーブルコインを発行する際には、法定通貨や他金融商品の発行量の価値の100%以上の担保が必要です。
似たプロジェクトであるMakerDAOでは、イーサリアムを担保にステーブルコインを発行できますが、その際の担保は150%となっています。
ということは、10,000ドルのステーブルコインを発行しようと考えた場合、15,000ドル分のイーサリアムが担保として必要ということになります。
シンセティックスでは、担保にSNXというイーサリアムに比べると価値の安定性の無い通貨を使用しますので、800%もの担保が必要になります。
800%はかなりきついですね。このハードルが高すぎるが故、需要が少なくなる可能性はあると思います。
大手企業で使われたら強い
法定通貨やその他既存金融商品などをブロックチェーン上に同価値として発行できるシンセティックスですが、個人で発行するメリットはあまりありません。
もし大手企業などが導入して、自社のサービス内で使える、米ドルと同じ価値のコインを作成できたらどうでしょう。
サービスが便利になることはもちろん、サービス内で顧客がその通貨を使用すればするほどその企業に報酬が付与され、更には使われれば使われるほどSNXの価値も高まるという
一石三鳥のようなサービスになることが予想されます。
ただし、ネックなのはやはり担保額です。担保額があるあまりに、流通量に限度があると言えるでしょう。
Synthetix(SNX)シンセティックスの将来性は?
引用:トレーディングビュー
2020年7月から2021年12月までのチャートになります。
ビットコインの高騰につられる形で2021年2月に高値を付けていますが、それ以来じりじり下がり、最高値の1/6程度の価格となっています。
必要な技術であることは明白ですが、担保金がネックなのでしょうか。
期待点と懸念点を記載します。
期待している点
・DEXでの高流動性の確保ができる
・イーサリアム上での高速トランザクションと低手数料の実現
・今後企業がどれだけ参入するかに掛かっているが企業のサービスへの導入メリットは多い
懸念点
・個人として合成資産を発行するメリットは少ない
・担保として預け入れる金額(SNX)が非常に高いため、実質流通させられる量が制限される
まとめ
シンセティックスは、既存金融物と同価値の「合成資産」を発行できるプロジェクトです。
シンセティックスのDEXであるKwentaについては、独自のメカニズムにより高い流動性を確保しつつ、高速トランザクション・低ガス料金を実現したシンセティックスは、技術的にはかなり優れており、DEXに必要な要素を全て詰め込んだような取引所だと言えます。
今まではイーサリアム規格の通貨は送金機能としてよりは、アプリ作成やスマートコントラクト目的が大半でしたが、このイーサリアム上(ERC-20)で構築されたシンセティックス上の合成資産は送金機能のような使い方ができると言えます。
しかも、かなり高性能であるため、需要は高いと思われます。また、合成資産という現存する通貨と同等の価値を担保されたものは、使い勝手も良いため、とても期待できると思われます。
個人としての発行はあまり意味がないかもしれませんが、企業としてはとてもメリットが多くあり、使われれば使われるほど報酬も付与されるため、企業側の利益にもなります。
但し、担保金が非常に高いことがネックで、顧客の使用する仮想通貨の量に対して8倍もの担保金が必要となることですから、導入のハードルとしては非常に高いと言えます。
今後どのようにして顧客(企業)を増やしていくかが課題かと思われます。
今後のシンセティックスに期待しましょう。
②Synthetix(SNX)シンセティックスの口コミ
オプティミズムのロールアップにはガス代高騰問題に悩むDeFiの業界リーダーたちが熱い眼差しを向ける。有名な分散型金融プロジェクトであるAave(アーヴェ)とSynthetix(シンセティックス)が同ロールアップを取り入れるほか、分散型取引所Uniswapも次のv3アップデートで採用するのではと予想されている。
— JANEDoe.eth 🎄✨ (@oj7i999) March 10, 2021
1.時価総額94位のSynthetix(SNX)は合成資産で、この分野も仮想通貨では必ず必要になり、先頭を切っている。このSNXはイーサリアムのBC上に設置されたDEX(分散型取引所)で、そのトークンがSNXだ。このDEXでは仮想通貨は当たり前で、ファイアット通貨(法定通貨)、金、株式、石油なども取引できる。
— Itaru Aoki (@goroh) October 25, 2021
③Synthetix(SNX)シンセティックスが購入できる取引所
①BYBIT
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3バイビットに仮想通貨を送金
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4仮想通貨を使ってSynthetix(SNX)を購入
④(おまけ)仮想通貨のバイナリーオプションの紹介
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