この記事はこんな人におススメ
・Bancor(BNT)バンコールがどのような背景で出来たコインか知りたい人
・Bancor(BNT)バンコールが将来有望かどうか判断に迷っている人
・Bancor(BNT)バンコールを現在購入したいと思っている人
※この記事は3分で読むことができます。
ココだけ押さえとけ!!
- バンコールというDEX(分散型取引所)のメインで使われるトークン
- 流行りのDefi銘柄でステーキング報酬が良い
- 過去に経済学者が発案した、超国家的通貨と呼ばれるBancorのコンセプトを受け継いだトークン
- 取引価格を自動決定する機能により、市場の流動性を確保することが可能
- 過去にあのホリエモンが期待できる!と唸った通貨
①Bancor(BNT)バンコールの基本情報、発行枚数、Bancor(BNT)バンカーについて
Bancor(BNT)バンコールの基本情報
通貨名/ティッカーシンボル | Bancor(バンコール)/BNT |
総発行枚数 | 上限無し |
リリース時期 | 2017年 |
開発者 | Eyal Hertzog、Yudi Levi、Galia and Guy Benartzi |
発祥国 | - |
コンセンサスアルゴリズム | -(ERC20) |
処理能力(TPS) | - |
公式サイト | https://bancor.network/ |
ツイッター | https://twitter.com/Bancor |
インフルエンサー | - |
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Bancor(BNT)バンコールについて
バンコールは、分散型取引所(DEX)であり、仮想通貨Bancorはそこで使われる独自のブロックチェーンとなります。
分散型取引所(DEX)とは、コインチェックやビットフライヤーなどの管理者が存在する取引所ではなく、スマートコントラクト(自動に売り買いするシステム)
によって管理者が居ない状態で動く取引所の事です。UniswapやPancakeSwapなどのAMM型(Automated Market Maker)(自律型マーケットメーカー)の元祖と称されています。
特徴は下記になります。
バンコールというDEX上で使用されるトークン
仮想通貨「バンコール」は、分散型取引所(DEX)であるBancor上の独自のブロックチェーンとなっており、
その取引所で使用される通貨となります。
DEX上で使用される通貨としては、UniswapやPancakeSwapなどが似た通貨でありますが、
それらの通貨の共通点としては、DeFi銘柄となっています。(当たり前ですが)
2021/8/14 現在のDefi銘柄の時価総額ランキングが下記の通りとなっています。
引用:コインマーケットキャプ
これを見ると、上位17位となっており、低迷していることがわかります。
また、かなりライバル通貨が多いということもわかると思います。
歴史的な経済学者が考え出したBancorという発案を基にしたトークン
DEXであるBancorの基となった元祖「Bancor]とは、1640年代に天才経済学者によって提案された超国家的通貨と呼ばれるものでした。
元祖「Bancor」は、第二次世界大戦後、混乱に陥っていた国際経済市場の安定化を図る目的で発案されたもので、世界共通で価値があるとされた「金」に匹敵するものを目指しており
イギリス・アメリカおよびICU加盟国間で取引されることを想定した通貨です。
過去の輸入量・輸出量などに基づいて借方残高の上限が設けられており、超過赤字・黒字分には年間1%の利子を支払う事が定められており、そのほかにも
市場安定化を図るための金利などの条件が細かくシステム化されており、その素晴らしい案に期待されましたが、現状実現しませんでした。
それを仮想通貨にて実現しようとしたものが、仮想通貨「Bancor」となります。
ただ、参考としただけであり、用途から使用者まで相違点は多々あります。
価格の自動決定する機能がついている
仮想通貨「Bancor」の最大の特徴として、価格の自動決定の機能が付いている点と言えます。
価格差を予測し、自動的に現在価格に盛り込むことで、変動性が低く継続的に流動性が確保できるメリットがあります。
また、売り手と買い手の提示価格の差が生じないため、スプレッドが生じないというメリットもあります。
全てここまでの機能がスマートコントラクトにて行われるため、取引所の管理者を介することなく取引が可能ということになり、
手数料等の削減などのメリットもあります。
また、過去にあのホリエモンがこのように発言しています。
これは期待できる!
あらゆる通貨を交換可能に、2時間半で170億円を集めたベンチャーの野望 (ITpro) - https://t.co/qcM9wOyaQy— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) October 29, 2017
仮想通貨の問題点である、価格が定まらないため使用できないという問題にメスを入れるようなプロジェクトということになります。
効率性が悪いとの指摘を受けたことも
バンコールは、ICOにおいて2時間半で170億円超の資金調達に成功したことは有名ですが、
その後、アメリカのコーネル大学コンピューター・サイエンス科のシラー准教授が「Bancorが採用している価格決定の方程式はかなり非効率的である」と、
いずれICOで獲得した資金を食いつぶす可能性を指摘しました。
その報道を受け、半値近くまで価格が下落しました。
価格の決定法は数学的アプローチから導き出すということですが、私個人の意見としても
「価格の予測」を明確な価格にしてしまうことはかなりのリスクなのではないか、と疑問があります。
Bancor(BNT)バンコールの将来性は?
期待している点
・価格の自動決定というものが機能しているのであれば、仮想通貨の価格の安定を支える通貨となり、強いと思われる
・更に互換性を拡げていくと、価格の自動決定の機能がより生きる
懸念点
・ライバル通貨(取引所)が多い
・Uniswapに決定的な差を付けられている(汎用性など)
Bancorが基軸通貨をBNTにしている一方、UniswapはETHにしている。
BNTはBancor内では使用できるが、他システムでは使用できずに汎用性が低いと思われる。
ユーザーとしても、Uniswapに流れている現状がある。
・価格の決定法には明確な答えはあるはずがないので、常に問題が付きまとってきそうである
また数学的アプローチからの価格決定法であると、ファンダメンタルをガン無視スタイルのようでありますので
とてもリスクがあると思われる
まとめ
仮想通貨バンコールはトークンの価格、供給量、準備金の割合から価格を数学的アプローチから予測してその金額で売り買いを成立させるという
今までのブロックチェーンにはなかった機能を持ち合わせていると言われています。
この機能によって、スプレッドが開くこともなく、継続的な流動性も維持できる、また変動性が低い取引が可能というメリットがあり、
今後仮想通貨が現実世界で使われていくには必要な機能のようにも思えます。
また、様々な通貨やモノとの交換にこの価格決定法が適用されれば、かなり便利になるかと思われます。
しかしながら、明確な価格の予測ができるということは無いわけで、あまりそこらへんのところについてグレーな状況で保留されている感が否めないのが現状です。
(そもそも、「価格を機械的に自動的に決定する」ことは、何か問題が起こりそうな気がします)
また、DEXの面で他DEXと比較すると、Uniswapには完全に後れをとっており、現状取引高が第17位(2021/8/14現在)という、あまり芳しくない結果となっております。
私個人としては、現状では投資するつもりはありませんが、とても注目されているプロジェクトということは間違いないでしょう。
今後のBancorに期待しましょう。
②Bancor(BNT)バンコールの口コミ
【要確認】Grayscaleの追加検討リスト⚡
仮想通貨の投資信託を運営するGrayscaleが追加検討リストを更新しました👍
1inch #1INCH
Bancor $BNT
Curve $CRV
Kava $KAVA
Kyber Network $KNC
Loopring $LRC
NEAR $NEAR
Polygon $MATIC
Ren $REN
Solana $SOL
Universal Market Access $UMA
0x $ZRX#BTC— Foxx🦊ビットコイン投資家 (@BitcoinTech5) June 18, 2021
グレイスケール検討リストには載っているらしい・・・
Bancorの訴訟が却下🙅♂️
DeFi(分散型金融)プロトコルBancor(バンコール)に対する未登録有価証券販売の訴訟がニューヨークの連邦裁判所で却下💁♂️
Bancorは2017年6月に暗号資産BNTのICO販売で計1.53億ドル(約160億円)を調達💰
オンチェーン流動性を提供するDeFiプラットフォームを提供⛓#仮想通貨— おまたく@暗号資産天気予報 (@omatacoin) February 25, 2021
アメリカにて訴訟を起こされていましたが、裁判所で却下されたようです。
そこはBancorで十分でしょうね。どんなトークンも瞬時に法定通貨ペッグの仮想通貨に交換できます。0xも同じようなシーンで使えるソリューションになるはずです。https://t.co/kfWqhuK56g https://t.co/75XmoIu1Ht
— イケハヤ@Voicyパーソナリティ (@IHayato) January 24, 2018
あのイケハヤ氏も注目の通貨。
「仮想通貨を標準化するためのトークン」が上手くいけば値上がりする可能性も秘めていますね。
③Bancor(BNT)バンコールが購入できる取引所
①バイナンス
------日本円でBNTを買うには、下記流れが必要です。---------
step
1コインチェックにてアカウント作成
step
2コインチェックにて入金、仮想通貨購入
step
3バイナンスに仮想通貨を送金
step
4仮想通貨を使ってBNTを購入
■コインチェック
※その他おススメ
■BYBIT